東京大学医学系研究科 疾患生命工学センター
健康環境医工学部門

Laboratory of Environmental Health Sciences
Center for Disease Biology and Integrative Medicine,
Graduate School and Faculty of Medicine,
THE UNIVERSITY OF TOKYO
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今日、次世代を担う子どもたちの健康の歪みが、発達期・青年期の脳神経系、免疫系、生殖内分泌系の異常として、さらにはメタボリックシンドロームや認知症の増加・若年齢化として顕在化している。
環境や食品中の様々な化学物質が妊娠期・新生児期に体内に取り込まれて、これらの疾患状態の発症・増悪に関係することが、疫学的・実験的研究から示唆されているなか、我々の部門では、環境毒性学における基本課題へ取り組んでいる。

すなわち化学物質が学習機能や「こころ」に及ぼす影響、エピジェネティック変化を介した影響の発見とそれらの標的分子の同定、さらに、これらの影響を検出・評価する技術の開発が主たるテーマである。

現在は、特にダイオキシン類、重金属、内分泌かく乱作用が疑われる化学物質を対象とし、個体・細胞・遺伝子の各レベルで解析を行い、毒性発現の実体の解明を行っている。また、安全で安心な社会の実現のための化学物質リスク評価の安全基準の策定に資するため、WHO・EUなどの専門家会合への参画、ならびに内閣府食品安全委員会や環境省・厚生労働省などの行政研究の推進により、基礎研究から応用研究を展開している。



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